米国株は、コロナショックでの急激な下落から株価が回復してきていますが、
年初来のパフォーマンスで比較するとセクター毎に大きな違いがあります。
今回は代表的なセクター別ETFを使って、各セクターの比較をしてみました。
ハイテクが飛び抜けて強く、年初来で唯一のプラス圏。
次は、通信サービス、一般消費財、ヘルスケアが続いています。
これらは比較のベースになるS&P500よりパフォーマンスが良いですが、
年初来では依然としてマイナス圏内です。
一方、工業、金融、エネルギーは他のセクターに比べてとても弱い動きになっています。
今、ナスダック100が非常に強いですが、
ナスダック100はハイテクセクターが多く、しかも、金融銘柄を除いた指数なので、
強いのは当然だと思います。
セクター別のETFを使えば、各人の投資スタイルや好みに応じた投資をすることができます。
今勢いのある強いセクターだけに投資することもできますし、
逆バリ投資で、金融やエネルギーセクターだけを選ぶこともできます。