前回の投稿(下記リンク参照)ではビットコインの2017年バブル時のチャートとフィボナッチ比率の関連性について言及しましたが、今回の55000ドル超えからの下落もフィボナッチ数がピタリとハマる形となりました。
チャートは米ドル建てビットコインの週足チャート。
2020年3月のコロナショックからの急上昇の起点からフィボナッチリトレースメント(※エクステンションの方向)を当てると、下落の起点となった57000-58000水準が"8"のレベルと一致します。8はフィボナッチ比率ではありませんが、フィボナッチ数ですね。
また、前回1月半ばの比較的大きな調整の際もレベル"5"水準で起きていることがわかります。
次のフィボナッチ数は"13"です。
90,000ドル水準であり、ここまで上がってこれるかは不明ですが、13は西洋で最も忌避される忌み数でもあり警戒したいですね。
フィボナッチは比率と数双方が相場で意識されるレベルです。
5や8は普通の相場では出てきませんが、3は3.618の手前で止まる場合などに意識されるケースも多々あります。