基本は売り目線。
カナダ中銀がテーパリングを開始し、利上げの期待が高まってきている状況でもカナダドルの上値が重たくなってきています。
ポジティブな情報に反応しづらくなってきているのでカナダドルは売られやすくなってきていると思います。
このような状況でネガティブな情報が出てくると、イッキにカナダドルが売られる展開になりやすいと思われます。
今週発表の指標が予想を下回ったり、原油価格が下落したとき、リスクオフに傾いたときのカナダドルに注目しておきたいと思います。
また、指標結果が上振れしたのにカナダドルが重たいときは、その後下落しやすくなるのではないかと注目しています。
また、原油価格と相関の高いカナダドルですが、原油価格が不安定なうえに、原油価格よりもカナダドルのほうが売られやすくなっていることもカナダドル売り要因の一つ。