IEA,デルタ株拡大懸念で21年世界原油需要見通し下方修正

IEAとOPECの8月月報は
原油需要の伸び鈍化を示す内容となった。

■21年世界原油需要予想

IEA:前年比日量530万バレル増
  (7月から10万バレル引下げ)

OPEC:前年比日量600万バレル増
  (経済成長率上方修正も原油需要は従来見通し維持)
  
デルタ株の影響で年内の需要の伸びが鈍るとの見通し。
投資家らは中国の購買力低下を懸念している。

WTI原油価格は2018年の高値と面合わせで反落しており
Wトップとなる可能性。

投機家らのポジションもロングが減少しており
リスクポジションの手仕舞いの傾向が伺える。

投資家ポジションの解消がトレンドとなれば
200SMAの55~56ドル台までの調整があるか?
マーケットはデルタ株感染拡大と中国の動向を注視。

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