2020年を振り返る 第2段 ~NYダウ~

(DJI) NYダウ 月足チャート

NYダウを振り返ると拡大型のトライアングルが10年ごとに出来ています。

拡大型のトライアングルというのは、上値切り上げ、下値切り下げの動きになっているトライアングルです。

よく見るトライアングルは上がる力と下がる力が拮抗して、徐々に動きが小さくなり収束していきます。

拡大型のトライアングルというのは、上がる力と下がる力の両方が激しくなり拡散していく動きです。

ということは、ここ数年の動きは変動幅が大きくなっているということが分かります。

この動きは2018年の時には既に分かっていた動きです。

つまり、今年のコロナショックを予想することは出来ませんでしたが、変動率が高い時間軸にあることは分かっていたということです。

では、2021年相場はどうなるのでしょうか。

まず、この拡大型のトライアングルの中で推移するのか、それとも、上値と下値をどちらかに抜けるのかです。

抜ければ新たな展開になっていきますし、抜けなくても変動率が高いであろうということは安易に想像できます。

変動率が高いということは、チャートの流れにうまく乗ることが出来れば大きなチャンスを掴むことができます。

一方で、相場が逆方向にいっているのに、我を張って相場をすれば大怪我の元となります。

2021年相場も変動率が高くなることが想定されますので、チャートの流れに素直に対応していきましょう。

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