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ユーちぇるのチャート分析
美元指数
ユーちぇるのチャート分析
由Yucheru提供
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9月21日
1
7
9月21日
【0.5%利下げの意味】
大注目のFOMCは
0.5%利下げとなるも、
ドルインデックスは
重要な節目である100.00を
下抜けることはできず
ドル安が進まなかった理由
↓
●事前に織り込まれてた部分
●金利見通しはハト派すぎず
●パウエルFRB議長「米経済は強い」
通常、0.5%利下げといわれると
市場参加者は動揺する
「え、そんなに米経済悪いの?」
「景気後退くるの確定ってこと?」
本来2回分の利下げを
一気にやるってことだからね
そりゃ焦る
過去、
大幅な利下げが行われたのは
リーマンショックやコロナショック時
しかし今回の0.5%利下げは
そういった「〜ショック」とは無縁
キーワードは「実質金利」
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コロナ×戦争で
約40年ぶりのインフレに
見舞われたアメリカ
物価上昇に対応する形で
急速に利上げをしてったのが2022年
2022年3月に0.25%利上げ
↓
2022年5月に0.5%利上げ
↓
2022年6月に0.75%利上げ
↓
2022年7月に0.75%利上げ
↓
2022年9月に0.75%利上げ
↓
2022年11月に0.75%利上げ
・
・
・
なんと本来3回分の
0.75%利上げを4会合連続…!
それくらいインフレがやばかった
ただ、その後
インフレは順調に減速
いまや2%台まで
落ち着いてきた
こうなると
ガンガン利上げした
「高金利」が邪魔になる
利上げ終了した時点で
アメリカの政策金利は5.25〜5.5%
インフレが高いうちは
これでもいい
でもインフレが
下がってるのなら
高金利だけが残ってしまう
例えるなら、
ガンをやっつけるために
抗がん剤を投与
↓
無事にガンをやっつけたのに
抗がん剤を投与し続けてるのと一緒
高金利は景気を悪化させていく
インフレ(ガン)は
ほぼ下がった(治った)
だから
抗がん剤(高金利)も
必要なくなる
高金利(抗がん剤の投与)を続ければ
副作用で経済(体)が蝕まれてしまう
ガンガン利上げしてきて
利下げのスタート地点が高い分、
一気に下げる
0.5%利下げは妥当
「〜ショック」が
懸念される状態だから
0.5%を選んだわけではなく
抗がん剤がもういらないから
量を大きく下げただけ
まーここで仮に
「〜ショック」がきても
利下げできる幅が大きいから
FRBとしてはやりやすい
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ここでみんなに
覚えてほしいのが
「実質金利」
抗がん剤がどれくらい効いてるかを
可視化してくれる考え方なんよ
実質金利が高いほど
景気にダメージを与える
実質金利が低いほど
景気を下支えする
【求める式】
政策金利 - 物価上昇率=実質金利
インフレ(物価上昇率)が
高い状態なら高い政策金利が求められる
そうじゃないと物価は下がらない
→FRBは積極的に利上げしなきゃいけない
でも、インフレ(物価上昇率)が下がってきたら?
政策金利が変わらなくても
実質金利は上がっていってしまう
実質金利(抗がん剤投与量)が
上がりすぎるのを防ぐための
大幅利下げってこと
したがって、
特別な混乱はなく
米株に至っては史上最高値を更新してる
FOMCの金利見通しが
市場が織り込むよりも
利下げ幅が小さいものだった
↓
ドルはもう少し
ドル高に行ってもよかった
けど、実質金利がまだ高いので
11月FOMCでも0.5%利下げの
可能性を織り込んでドル安の力もまだある
ドル高とドル安が拮抗しており
ドルインデックスの日足はレンジ
※画像は月足で白い水平線が100.00ね
ドルの方向感は
今後の指標&要人発言に注目
金曜にウォラー理事が
「0.5%利下げの理由はインフレ低下」
と発言したので詳しく解説してみた
では、みんなも良い週末を💪🏾
3連休に勉強したい人は
実質金利の解説動画
youtu.be/592fa3YcEWo
そんな感じです
Trend Analysis
Yucheru
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ユーちぇる社長
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