S&P500先物、四半期末リバランスはマイルドで小動き

今週の振り返り
今週はPCEを控えてたことや四半期末のリバランスで値動きが荒くなる可能性もあったが、落ち着いた動きだった。
今週の週足は、前週の週足の範囲内でレンジ内の動きと見て取れる。

四半期末リバランスは荒れた動きはなく、M7や生成AI関連は下落した銘柄もあるが他のセクターが買い戻された動きが見られた。
指数にいたっては四半期末リバランスの影響はマイルドだったと言えるだろう。

金曜日は休場だったため4営業日で、前半はゆるやかに下げたが、後半は前週の高値付近まで戻している。
前半の下落は7日出来高移動平均線で反発してることから、非常に軽い下げに留まっていた。

後半は前週の高値付近まで上昇したが、木曜日には高値を超えることはできず十字線で引けとなっている。
3連休前で高値を超えるだけの出来高も勢いもなかったようだ。

総じて小動きの週で、前週同様大きな下落が来るような予兆が見えてこない。
4月上旬は2Qのはじまり、かつ決算発表が中旬からはじまる。
上旬は雇用統計に注目が集まるが、決算発表で方向感は決まってくるだろうか。

次週のシナリオ
①上昇する場合

3月21日の高値を上抜けるなら上昇トレンド継続で5,360前後に向かっていくだろうか。
5,400に到達にはそれだけのエネルギーが必要になりそう。

②下落する場合
先週から変わらず21日出来高移動平均線をローソク足実体で下抜けていく場合は、短期的な値幅調整が始まる想定。

21日出来高移動平均線を下抜けた場合は、まずはオレンジ色のトレンドライン前後で値止まりするか確認したい
Trend Analysis

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