イーサリアム(ETH)は下落方向へ価格が変動する、今後反発を見せることはできるのか?-3月4日チャート分析

下降チャートを形成している仮想通貨イーサリアム(ETH)、フィボナッチラインと2018年12月以降からの上昇トレンドラインで反発を見せるのか?
快照
ETH/BTCの日足チャートを見ていきます。長く続いているレンジ相場から3月2日に20日移動平均線を下方向へブレイクする値動きを見せたETHは本日3月4日まで下降チャートを形成しています。
下落が続くETHですが、本日到達した下値0.0337BTC台は2019年2月の上昇チャートに対するフィボナッチラインにあたる価格帯であり、サポートラインとして機能する可能性のある価格帯となっています。

また本日の下落によりETHは完全に一目均衡表の雲に入ることになりました。その他のテクニカル指標として、長期移動平均線である60日移動平均線に接触する価格帯も本日3月4日のローソク足と接触しています。ここまで下落チャートを形成してきたETHはフィボナッチラインであり、一目均衡表の雲、長期移動平均線とぶつかる本日の下値から反発を見せるのかが一つの注目するポイントとなります。

多くのテクニカル指標が重なる本日の価格帯は反発を見せやすい環境にあると考えられますが、逆に現在の価格帯をブレイクした場合、多くのテクニカル指標で下降トレンド転換のサインを発生させることにもなるため警戒は必要となります。

既にフィボナッチラインに接触を見せているETHですが、仮に0.0337BTC台を下回り、下降チャートを継続させる場合、次に意識される価格帯は、2018年12月中旬から形成されちる上昇トレンドラインということになります。

今後この上昇トレンドラインが意識され、反発の値動きを見せる場合、ETHは長期的なトライアングルパターンを形成することになり、3月後半では非常に大きな値動きを見せる可能性があるため注目したいところです。
2018年12月以降の上昇トレンドラインさえも下回る場合、ETHは直近の安値となる0.03BTC台まで大幅に下がる可能性が一気に高まるため注意しましょう。
Chart PatternsTrend Analysis

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