【EURGBP】相場分析20200228 上昇トレンドへの転換

全面的にポンド安となっている為替相場。

ユーロポンドについても今週1週間の間に過去継続していた長期トレンドを一気に反転させるような激しい上昇を見せました。

今後の相場展開について長期足の環境認識をベースに解説します。

<長期足>
月足
月足でははっきりとしたトレンドは出ていません。
上下2本の赤の水平線で囲まれたレンジ相場と言えます。

快照

週足
週足では2019年9月あたりから赤の下降チャネルに沿った下降トレンドが形成していることがわかります。
そして最後のローソク足は、本稿執筆時点でまだ未完成であるものの、大陽線をつけて赤の下降チャネル上限を上に貫いてきています。

快照

<中期足>
日足
日足に降りて確認すると、週足ベースの下降トレンドの中にあった調整の上昇(緑の上昇チャネル)がやはり緑上昇チャネルの上限をブレイクする形で上に抜けています。
また100MA(パープルライン)も上抜けしている状況です。

快照


4時間足(最上部チャート)

4時間足に降りて今後の展開を考えてみます。
まず週足の下降トレンドを強く上にブレイクしてきたことから、今までの下降トレンドから上昇トレンドへ転換したとみて、目線は上方向で考えます。

一つ目のシナリオは、ブレイクされた日足緑の上昇チャネルの上限で押し目を作った後に上昇。
直近の高値ライン(赤の水平線)をも上抜けして、上昇継続していくというシナリオ。
この場合は緑の矢印がロングのポイントです。

そして二つ目のシナリオは、一つ目のシナリオと同様に直近の高値ライン(赤の水平線)まで上昇。
その後レジスタンスされて下降するというシナリオです。
この場合は赤の水平線でのショートを狙っていきたいところです。

Chart PatternsEURGBPTrend Analysis

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