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2015年11月15日
パリでの同時多発テロで、ユーロ下落、株式低迷の見込み
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FXStreet
- パリで起きた過激派組織「イスラム国」による、同時多発テロ事件によって、死者はこれまでに129人にも上った。通貨市場では、一時的にユーロに売りが入り、今週は、株式でも、安全資産へと需要が集まるであろう。
経済的にも、窮迫しているユーロ圏は、このテロ事件で、観光業も低下し、信頼感にも影響を与え、これによって、ECBが年内に、量的緩和を延長するなど、何かアクションを起こす可能性もある。
ユーロ / 円
を見ると、FXStreet主任アナリストのValeria Bednarikは、「ユーロ / 円は、先週金曜、数か月振りの安値131.44から数ピップス上の131.66で終了した。日本円は、先週、日銀の審議委員である、原田氏が、インフレが日銀の目標値からかけ離れていても、足元では、追加緩和の必要はないと宣言したことで、主要通貨に対し、ゆるやかな上昇を見せた。
日足ベースで見ると、テクニカル的には、下降の可能性が高く、レートは、100SMAと200SMAの下方にあり、モメンタム指標は、100を超え上昇することを制限され、RSI指標は、35付近へと下落している。4時間足チャートでは、ペアは、強い下降を見せている、現在132.60の100SMA付近で売り手が集まり、テクニカル指標は、中間線の下で、今のところ、方向性がない。
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