【EURUSD】相場分析20200810 引き続き上目線キープ/上昇継続と下落転換のシナリオを解説

【サマリ】
先週末8/7米雇用統計でドル高に振れてきたユーロドル。
ただし引き続き上目線は継続です。
今回の相場分析では上昇継続していく場合のシナリオと下落転換する場合のシナリオについて考察します。

【詳細】
長期足の確認による環境認識です。

<長期足>
週足
1.19のキリ番で上ヒゲをつけて抑えられていることが確認できます。
1.17,1.18は割とすんなり超えてきたのに比べると、1.19ラインは上値の重さを感じさせます。
ECB欧州中央銀行も1.2以上のユーロ高は許容しないのではみたいな噂も出ているようですが、1.19での攻防には要注目です。
週足チャートに青字で示した波動のイメージについては先週のユーロドル相場分析で解説していますので、まだご覧になっていない方は下記のリンクから参照ください。

<週足チャート>
快照

<中期足>
日足
上ヒゲが3本ついた後に陰線で下げています。陰線が8/7の雇用統計発表後の下げでできたローソク足です。
ただ、これを執筆している時点では直近の高値を作った安値(ちょうどオレンジのラインあたり)を更新してはいないので、引き続き日足レベルでは上目線をキープです。

<日足チャート>
快照


4時間足(最上部チャート)
4時間足チャートにも4時間足レベルでの波動のイメージを示しています。
1.19ラインを山の頂点としてWトップを形成しつつあることが確認できます。
20MA(ピンク線)を下に抜けてきていますので、売りが強くなりつつある場面ですが、現在のローソク足のすぐ下には75MA(緑線)が控えており、ここの近辺でのプライスアクションに注目しています。
75MAを下抜けるようであれば、(5)波を形作った安値((4)のところ: 青の水平線)を下抜ける可能性が高まり、青の水平線を下抜ければいよいよ下目線へと転換してくるからです。

<今後のシナリオ>
4時間足セクションで解説の通り、75MA(緑線)でのプライスアクションに注目し、そのプライスアクションによって、
1)75MAで反発して再び上昇へ回帰していくシナリオ(緑の折れ線)
->1時間足ベースで比較的短期のロングを狙い
2)75MAを下抜けて下目線へ転換
->週足下降トレンドライン下抜けを視野に入れたショート狙い
という二つのシナリオをさらにブレイクダウンしていきます。
Chart PatternsEURUSDTrend Analysis

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