ナスダック100についての現時点での判断は、
大きな流れは依然として上昇トレンドの中にあるが、現在はAの高値をつけた後の調整局面である。
というものです。
今後の動きを考える上で、注目しているポイントは、
(1)Cの高値をブレイクして再度上昇Aの高値に向かっていくのか。
(2)Bの安値を割ってしまうのか。
そのどちらが先に示現するかと言う点です。
(1)であれば、トレンドの強さが確認されてさらなる上昇。11300〜11700へ向かう可能性が出てきます。
(2)ならば、長らく続いてきた上昇トレンドが、終了に向かう可能性が出てきます。
(1)、(2)のどちらも示現しない状態が続く場合は、レンジ入りと言うことになります。
米国株は第二四半期の決算が集中する期間(8月の1周目ぐらいまでにかけて)に入りました。
市場に影響力の大きい企業の決算の結果によっては、
ナスダック100の動きも影響されることが出てくると思います。
現在調整中の動きになっているの背景には、以上のような事情もあると思います。