先週はフィボナッチの50%ラインで一旦の底打ち、リバウンド上昇しました。
フィボナッチ・リトレースメントはコロナの底値から昨年の天井で引いたときの50%ラインとなっています。
先週は先行指標として、下落が止まらなかったハイイールド債(HYG)が
底打って急上昇を始めたことが、指数ラリーの大号令だったでしょう。
米10年金利・実質金利が一旦の頭打ちから低下を始めたこともわかりやすい状況でした。
チャートはEMA20を上回って、EMA40も目前まできているところ。
さて、5月も残る1日ですが、最終日の31日がどのくらい伸びるかで月足の見た目が変わります。
現在値は月足が小さめの陰線です。
31日が+1.37%以上/12854.8以上(水色点線)となれば陽線で引けとなります。
まずはこのラインが越えられるかが要注目。
もう少し先を見ると、13,000がレジスタンスラインとなっておりテストラインです。
目先ごく短期的には、この2つライン付近で上抜けできるか反転するかが重要でしょう。