今週の振り返り
今週は週頭に21,253の高値をつけた後、週末まで下落続きでした。先週末時点で書いた「買い圧力が継続であれば、21,300~21,400あたりが次の短期的な目安でしょう。」には一歩届かず。
同じく先週末時点で「ボリンジャーバンドからは少し行き過ぎているように見えるので、ペースダウンで日柄調整はあるかもしれません。」と書きましたが、その通りにボリンジャーバンドの上限から下落を始める展開となりました。
11月11日(月)に若干の高値更新をしたが、私が使っている特殊な設定のボリンジャーバンド+2σを上回っており、そこから下落を開始しています。
11月14日(木)には直近数日の安値を下抜けてしっかり陰線。11月15日(金)は始値から下落を続けしっかり落ちた日となりました。
先週末の下落シナリオでは「利益確定売りが強まれば、20,700から20,800付近に一旦下げてから再度上昇を目指す動きがきれいだろうか。トレンドライン(白)や21日出来高加重移動平均線の上にいる間は特に問題ないでしょう。」と書きました。
11月15日(金)に20,700を軽く下に貫通して、トレンドライン(白)まで到達しました。2024年8月安値から11月11日高値までのフィボナッチ(カラー)の23.6%が意識されたような安値をつけ若干の反発で週末引けとなっています。
10月31日安値から11月11日高値までの短期フィボナッチ(白)でも61.8%に差し掛かっていました。
次週はフィボナッチ23.6%を下回る値動きとなるか、反発するか試される週でしょう。NVDA決算があるので、AI関連株には影響大きく、かつ、株式市場全体への影響もあるでしょう。
次週のシナリオ
①上昇する場合
反発するなら、7日出来高加重移動平均線の上に戻し、短期フィボナッチ(白)の23.6%を狙う値動きとなっていくでしょう。最高値の21,253を上回れるかはNVDA決算サプライズへのリアクション次第か。
②下落する場合
フィボナッチ23.6%を下回って下落していく場合は、次は75日出来高加重移動平均線のあたりがサポートゾーンになると見込みます。