添付チャートは、NYダウの週足スパンモデルです。
今回注目していただくのは、赤色スパンの向きの変化のタイミングです。
チャート内、直近の赤色四角枠内の動きに注目です。
これは、赤色スパンが上向きに変化したタイミングを示しています。
そして、注目は、赤色スパンが上向きに変化して、ちょうど先週で5週が経過した点です。
赤色スパンが上向きに変化するタイミングは「相場の変化時間帯」と呼びますが、この5週間は「猶予期間」と言って、この間に高値を付けやすい特徴があります。
すなわち、今後、この猶予期間中に付けた高値水準を、週足終値ベースで上方にブレイクしないかぎり、反落の可能性が高まる点に注意しておきたい場面です。
このように、赤色スパンが上向きに変化する「相場の変化時間帯」にてつける高値を上方にブレイクしないかぎり、「逆行パターンの売りサイン点灯」となります。
一方、「相場の変化時間帯」に付けた高値を終値が上方にブレイクすると「順行パターンの買いサイン点灯」に変化する点、注目しておきたい局面です。