・ドル円は108.05-06ゾーンに位置する一目雲下限を割り込めば、日足ベースで強い売りシグナルを示唆する一目均衡表「三役逆転」が点灯します。フラッシュクラッシュから丁度1年ということもあり、ダウンサイドリスクへの警戒感が高まりつつあります。
・同水準の下側には、節目108.00や、11/1安値107.89等のチャートポイントが存在することから、108円割れの水準では「ドル円ロング勢によるストップ」がそこそこの金額で並んでいる可能性があります(ストップを付けた場合はもう一段ドル円が下がるリスクがあります)。
・但し、ストップ主導で下げた際の押し目を拾おうとする勢力も相当数いると思われることから、108円アンダーでの突っ込み売りや、ド転ショートにはやや注意が必要でしょう(ショートのまま踏み上げられて今晩のISM製造業指数の発表直前にやむなくポジションをクローズさせられる展開もあり得る為)。