円のファンドの動向を分析すると先週は147.08で小口ロング増加、ショート減少、大口とアセマネはロングとショート増加、レバレッジファンドはロングもショートも減少でバラバラな動きとなっています。現在は147.08を超えているため、一部のファンドは円ロング、つまりはドルショートを行って含み損を抱えていることから、ここまで戻ってくるとサポートになりやすいように見えます。
今週は9月21日の日本時間午前3時にFOMCが開催されるので注意です。あと1回の利上げが示唆されるかが焦点であり、裏ではステルス緩和は行っているものの、先日発表されたCPIを見るとまだ表向きはタカ派姿勢を緩めるわけにはいかないと思うので、利上げ姿勢は維持する見込みです。エリオット波動的には、4時間足で5波目の副次波動をカウントすると、5波目形成中の可能性があり、ABCDEという形で148円後半から149円ミドルまでのもう一段の上昇に期待したいです。
148.75~149.45までの上昇を見込んでいるのですが、ここを超えてくると一気に上昇が加速する可能性は?
新規で買いを検討するのであればどこで上値を抑えられるかにもよりますが、148.75~149.45まで上昇して上値を抑えられた場合は、できれば147.35~147.75に引き付けて買いを検討。強く下落するのであれば146.45~147.20に引き付けて買いを検討。