FX職人の新目です。先週はカレンダー的に週末のSQがあることはわかっており、オプションレベルを確認しながらチャンスを見出す展開でした。
とはいえ早々にオプションレベルに収束し、わずかに上下動を繰り返し、そこを穫りにいかなければいけない展開でした。
週末の金曜は下から収束帯に上昇してくる流れでしたが、あまりにも値幅がなさすぎて買いはキャンセル。こういったゆったり眺める鈍さも相場には必要です。
週明けにフレッシュな相場観でトレードアイデアを練り直しましょう。
すぐれたトレーダーは独自の相場観を持っています。
かの野川徹先生は、トレードを継続するためには「鋭い感性と計算された鈍さの間で」立ち振る舞う必要があるとおっしゃっています。
私も同感です。恐れを知らないイケイケの新人類トレーダー(死語)は、毎日チャンスがあると思っている。またはテクニカルだけで分析できると己の技術に自信過剰になっており、彼らはいずれ表舞台から消えていきます。
トレードアイデアを練る、そして公開する、不特定多数の第三者に責任を持つことは、トレーダーの良いアウトプットになります。
インプットと同じくらいアウトプットをすることが上達の早道。
そのための最善のツールがTradingViewであるといつも思っています。