トヨタ、10月の世界生産は9カ月連続のマイナス

トヨタ自動車 7203の10月の世界生産台数は、米国と中国での生産台数の大幅な減少に引きずられ、9カ月連続で減少したが、減少幅は前月に比べ穏やかだった。

世界販売台数は1.4％増の90万3,103台となり、10月としては過去最高を記録した。

トヨタは木曜日、世界生産台数が0.8％減の89万3,164台だったと発表した。これは9月の8％減と比較すると (link) 。

米国での生産台数は13％減少し、SUVモデルのグランド・ハイランダーとレクサスTXのエアバッグ問題による4ヶ月間の生産停止（(link)）が痛手となった。これらのモデルの生産は10月21日に再開され、インディアナ工場での生産は1月には通常に戻る見込みである。

現地ブランド (link) との競争が依然激しい中国では、生産台数が9％減少した。トヨタはタイでも、需要が軟調な中、生産台数を13％減らした (link)。

トヨタの世界生産台数の約3分の1を占める日本では、生産台数は8％増加し、サプライヤー施設の事故により複数の工場で生産が一部停止した一昨年の低調な数字 (link) から回復した。

カナダとメキシコの生産台数は、両国とも2％増加した。

生産・販売台数には、トヨタの高級車ブランド「レクサス」の車両が含まれているが、グループ会社の日野自動車 7205とダイハツは含まれていない。