ビットコインは、4/14の史上最高値からの下落幅が
50%を越える大暴落となりました。
その後は、大暴落の後によく見られる、
大きく反発、大きく下げを繰り返す、振幅の大きな相場になっています。
このような上下を繰り返しながら、次第に落ち着いた動きになっていくと思われます。
ただ、その「落ち着いた動き」が、上昇になっていくのかは、まだわかりません。
暴落で損失被った投資家の心理的・金銭的な傷が回復して
失意の中から立ち上がって、再度、
買い上がって行く意欲が出るまでは時間的な調整が必要ですので。
また、今回、50%の暴落幅で止まっていますが、
ここまでで売りが十分に出尽くしていないならば、
前回、前々回の規模の暴落になることも考えられます。
その場合、どうなるか?というわけで、
週足のチャートには、過去の2回の大暴落の時と同じ角度で
70%の暴落があった場合の動きを想定してみました。
過去にそういうことがあったことを考えてみると、
「現在の下げ幅はまだ足りない」
「まだまだ下げるかもしれないから、買うのは待ってみよう」
「買って見るけど、少し反発したらすぐ利益確定しよう」
と考える人が多いかもしれないです。
しかし、
過去のの大暴落クラス、85%、70%の大暴落にまで発展すれば、
バーゲンハンティング的に買いたい人が増えてくると思いますので、
再度の上昇は十分に考えられるところです。
ただし、史上最高価格を更新にまで上昇するには、
相当長期間の時間を要するとみています。
また、ファンダメンタルズ的に弱気な材料も出てきていますので、
(米国や、中国での規制の強化など)
不安定な相場は長期間続くのではないかと見ています。
明るい材料が出るとすれば、米国でのビットコインETFの認可です。
私は、300万円、200万円では、リバランスを実施しようと思います。
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週足、日足ともに、ログスケール(対数目盛)のチャートです。
変動率が非常に大きなビットコインのチャートは、
ログスケールのほうが分かりやすく分析もしやすいです。
*ビットコインについては毎週金曜日に投稿しています。