2/13トレードレポート

〈昨日の振り返り〉
為替市場は日銀次期総裁の報道でロンドン初動は円高になりましたが、その後円が下がっていきニューヨークタイムではほかの通貨と変わらず横ばいになりました。カナダドルが22:30から上昇していきカナダドルが一番買われた通貨となりました。アメリカ株ナスダックは下落しましたが、S&P500とダウは上昇して引けてます。アメリカ債券は下落して引けました



〈ファンダメンタルズ〉
昨日は16時頃に報道された日銀次期総裁の報道でマーケットの話題は持ち切りとなりました。日銀の時期総裁に元審議委員で経済学者の植田和男氏を指名し、副総裁には日銀理事の内田眞一氏と金融庁長官の氷見野良三氏になりました。今回の日銀人事はかなりのサプライズでマーケットも驚いたと思います。雨宮氏に最初は次期日銀総裁を打診したようですが、雨宮氏は断っていたみたいです。
22:30からのカナダの雇用統計が発表されましたが予想1.50万人に対して15万人とという結果になりましたが、その後修正されて6.92万人になりました。最初発表時は15万人と発表されてカナダドルがかなり買われました。その後修正されたのですが、それでも予想を上回る結果となりました。



〈今日の重要な経済指標〉
今日は特に重要な経済指標はないです。明日はユーロの10-12月期のGDPとアメリカ消費者物価指数が注目です。ユーロの10-12月期のGDPが予想よりいい結果であれば4月のECBでも0.5%利上げがあるかもしれません



〈テクニカル分析〉
今の為替市場・アメリカ株式・アメリカ債券の動きが一致せずわかりづらい相場となっています。こういうときは焦ってトレードをしても無駄なので、様子見に徹するのが一番です



〈今日のトレード戦略〉
2/10に日銀次期総裁が発表されてたのでクロス円・ドル円の乱高下は収まるかと思います。日銀の新メンバーの顔触れを見ると大体ハト派な人が多い印象を受けます。次期総裁の植田氏に関してはタカ派でもハト派でもない中立な人とのことで、あのサマーズ元米財務長官も植田氏に関しては決断力があると評価しておりました。もし雨宮氏が次期総裁であれば年内での政策転換はないと思っていたのですが、もしかしたら植田次期総裁で年内の金融正常化はあるかもしれません。ですがドル円に関しては目先のアメリカ消費者物価指数を通過してみてからでないとトレードはできないと思っております。もしアメリカ消費者物価指数で下がっていることを確認取れたらドル円のショートもありかもしれません。
Beyond Technical AnalysisFundamental AnalysisTrend Analysis

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