ナスダック100先物、平行チャネル上限まで反発上昇

今週の振り返り
先週金曜日の反発からそのまま今週は上昇を続けた。
火曜日に黄色のボックス圏を上抜けてダブルボトムのような形を完成したが、火曜日から金曜日にかけて上昇幅は小さくなって、一連の上げ幅は十分な範囲に到達した。

木曜日から金曜日は右下に下がる平行チャネルの上限、かつ、ピンクのトレンドラインの上まで登っていて、極短期的には一服感のある価格帯に到達したように見える。
金曜日には短期のフィボナッチ(7/19~8/18)の78.6%まで一時到達して、今週の反発の強さがうかがえた。

現状はピンクのトレンドラインの上に留まっていて、方向感が決まっていない。
先週の上昇シナリオ(2)に書いた15,500は到達済み。

しかし金曜日は上がった後、ローソク足が長めの上ヒゲの流れ星と弱いセンチメントを表した。
出来高は薄めなので裏付けがあるほどではないので注意程度。

上昇打ち止めとなるかどうかは次週の値動き次第。
レイバーデー明けから上昇の勢いが再開するなら、もう一度78.6%を試しにあげていく可能性がある。

次週のシナリオ
①上昇する場合


1) 短期フィボナッチ78.6% 15,647.6
まずはこのラインを試して上抜ける必要がある。
上抜ければ、21年9月高値の上をもう一度試しにいく機運が出てくるか。

2) 7月19日高値 15,946前後
どこまで上がれるかはわからないが、目安は前回高値。
この付近は売り圧力が強まりやすいので、これ以上に上がっていくには大きな材料がほしいのではないだろうか。

②下落する場合
1)短期フィボナッチ38.2% 15,084

38.2%は8月18日安値からの上昇に対して50%程の下げに相当する。
黄色のボックス圏からこの辺りは下げ止まりの最初のポイントかもしれない。

2)EMA75前後
8/18前後、8/25はどちらもEMA75をやや下回ったところで値止まりしている。
これから下げてもEMA75前後で止まりやすい可能性はある。
Trend Analysis

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